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弁政連フォーラム 第302号 平成30年4月15日

自由民主党「国民とともに民事司法改革を推進する
議員連盟」設立総会の開催について

平成30年3月19日に自由民主党本部にて、「国民とともに民事司法改革を推進する議員連盟」設立総会が開催され、日本弁理士会の瀧野文雄副会長(当時)及び日本弁理士政治連盟の水野勝文会長が出席しました。

当日の次第は、設立趣旨の説明、規約の承認、役員の選出、基調講演及び検討課題案の説明等でした。

役員に関しては、会長として「河村建夫」衆議院議員(山口県第3選挙区)、特別顧問として「保岡興治」前衆議院議員、幹事長として「柴山昌彦」衆議院議員(埼玉県第8選挙区)及び事務局長として「三宅伸吾」参議院議員(香川県選挙区)が選出されました。

基調講演には、株式会社経営共創基盤代表取締役CEOである冨山和彦氏(経済同友会副代表幹事)が登壇され、『グローバル化×デジタル革命の時代と民事司法改革~豊かさと幸福の社会インフラとしての民事司法改革~』と題した講演がなされました。

検討課題案(今後の進め方)は、以下に記すとおりです。

1.利用しやすく頼りがいのある民事司法

(1)司法情報の提供と法教育の充実
(2)司法アクセスの拡充
(3)権利救済の実効性強化

2.日本の民事司法の国際標準化と競争力の強化

(1)国際民事紛争における日本の司法の役割強化
(2)国際民事紛争における日本の法曹の役割強化

前述した「1.(3)権利救済の実効性強化」には、「知財分野等における民事救済制度や証拠開示制度の充実」が含まれています。

この度の設立総会にお声掛けくださった自由民主党の先生方に対して謝意を表するとともに、今後もこの議員連盟の動向を注視してまいります。

この記事は弁政連フォーラム第302号(平成30年4月15日)に掲載したのものです。

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