PF-JPA


古川元久国家戦略担当大臣
特別講演会開催報告
  

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日本弁理士政治連盟
副会長 中島 三千雄
 日本弁理士政治連盟主催の講演会としては初めての企画となる、科学技術政策担当大臣を兼任される古川元久国家戦略担当大臣の特別講演会を、名古屋市内において開催しました。去る9月1日(土)、午後4時から、名古屋観光ホテルにおいて、「我が国の知的財産戦略について」と題する講演でありました。特に、今般の講演は古川大臣の方から地元の弁理士の皆様と交流を図りたいとの希望から実現したものであります。古川大臣は、国家戦略担当と科学技術政策担当として、政府の「知的財産戦略本部」を直接所管され、将来の弁理士制度と知的財産制度改革の司令塔として大きな役割を担っておられることから、古川大臣を迎えるにあたり、日本弁理士政治連盟としても、大臣の期待に応えるべく、飯田昭夫副会長と共に、岡田英彦顧問のご協力の下に、万全となるよう準備を進めました。
 当日の講演会はスケジュール通りに進行し、参加者は予定30名のところ29名の方々に参加して頂きました。司会進行は中島にて行い、古川大臣を紹介した後、約1時間にわたって知財戦略について貴重なお話を拝聴しました。主な内容は、知的財産に関する近年の情勢、“知的財産推進計画2012”の中の重点施策である「国際標準化戦略の推進」、「企業の国際競争力強化支援」、「知財人材育成プラン」、「海外展開を始めとする成功モデルの創出」、そして「日本を元気にするコンテンツ総合戦略」等、政府の総合的な取り組みについて、説明頂きました。
午後5時まで講演を頂き、その後質疑応答の時には、我々にとって身近な話であったためか、絶え間なく質問が続きましたが、古川大臣の予定も考慮し、残念ではありましたが約30分間で質問を打切らせて頂きました。最後に大臣側から要請を頂きまして、参加者全員と名刺交換を行い、90分間にわたる講演会を盛会裏に終えることができました。
また、このたびの開催に際しまして、ご多忙の中、ご参加頂きました小島清路支部長をはじめとする東海支部会員の皆様、そして運営にご協力を頂きました石田喜樹先生に対しまして、衷心よりお礼を申し上げたいと存じます。
なお、古川大臣には、最近、日本弁理士会と日本弁理士政治連盟が一緒に二度ほどお目にかかり、弁理士制度に関する諸課題について様々な意見交換をさせて頂きました。弁理士制度と知的財産制度に造詣が深い古川大臣は、我々の意見にご理解を頂き、その対応に取り組んで頂いておりますことも、併せて報告致します。

 
 

 

 

 
 
 
 



この記事は弁政連フォーラム第235号(平成24年9月25日)に掲載したのものです。
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