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弁政連フォーラム 第286号 平成28年12月15日

民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革
推進議員連盟」の開催について

平成28年11月16日に参議院議員会館にて、民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革推進議員連盟」が開催されました。

当日は、後述する民進党の議員6人、特許庁5人、日本弁理士会の役員8人及び日本弁理士政治連盟の役員5人が出席しました。

事務局長の藤末健三参議院議員による司会進行の下、会長である古川元久衆議院議員、伊丹勝日本弁理士会会長及び水野勝文日本弁理士政治連盟会長が挨拶を述べ、議員連盟が開会されました。

古川会長はその挨拶中「議員連盟の開催は久しぶりであるが、こうした意見交換の機会は重要である。」と述べられました。

当日の議員連盟における議題は「役員体制について」、「要望書(日本弁理士会及び日本弁理士政治連盟)に関するヒアリング」及び「意見交換・質疑応答」でした。

冒頭、藤末事務局長から民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革推進議員連盟」における役員体制の変更(案)に関する説明がなされ、全会一致で承認されました。

その後、日本弁理士会の副会長である大澤豊会員が、当方からの要望事項に関する概要説明を行い、双方による自由闊達な意見交換及び質疑応答がなされ、盛会のうちに終了しました。

当方からの要望事項の概要は、以下のとおりです。

【要望事項(概要)】

我が国において、優れた知的財産(以下「知財」という。)を創出する企業が、その知財を武器に成長できる環境を整えるべく、知財を適切に評価し、活用できる社会を形成するために、以下の事項について、積極的に取り組んでくださるよう、ここに要望いたします。

  1. 中小ベンチャー企業に対する支援
  2. 知財価値評価及び知財金融の普及
  3. 知財権による保護の実効性強化
  4. 産業構造の変化を踏まえた知財制度の見直し

臨時国会の会期中であるにもかかわらず、このような貴重な機会を与えてくださった民進党の議員の方々に謝意を表すとともに、厚く御礼を申し上げます。

【出席者(敬称略)】

■民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革推進議員連盟」

顧  問  菅  直人  会  長  古川 元久  幹事長  増子 輝彦
副幹事長  大串 博志  事務局長  藤末 健三  会 員  宮崎 岳志

■特許庁

総務部長   間宮 淑夫  秘書課長  田中耕太郎  総務課長  木村 聡
普及支援課長 武田 一彦
弁理士室長  石井 善之

■日本弁理士会

会 長   伊丹  勝
副会長   齋藤 美晴  高橋 俊一
      青山  仁  須藤  浩
      大澤  豊
執行理事  市川 ルミ
次期会長  渡邉 敬介

■日本弁理士政治連盟

会 長   水野 勝文
副会長   富崎 元成  粕川 敏夫
      石川  憲  瀧野 文雄

民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革推進議員連盟」

民進党「弁理士制度改革・知的財産制度改革推進議員連盟」

この記事は弁政連フォーラム第286号(平成28年12月15日)に掲載したのものです。

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