弁政連フォーラム 第283号 平成28年9月15日
日本弁理士政治連盟
副会長 粕川 敏夫
この度、日本弁理士政治連盟の副会長を拝命いたしました粕川敏夫でございます。 どうぞよろしくお願いいたします。
私は、平成26年にも1度弁理士政治連盟の副会長を務めさせていただきましたが、平成27年度に本会の副会長をさせていただいた関係で、再任させていただきました。
以前にも増して頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いたします。
私は、本会の副会長をさせていただいている際にも、外国法事務弁護士のいわゆるB法人問題なども担当させていただきました。このようなグローバル化や規制緩和などの流れの中で、私たちの顧客の置かれている環境も急速に変化しています。これに伴い、国内での特許出願件数が減少、海外出願へのシフトなど、私たち弁理士を取り巻く環境も急激に変化していることを実感しております。そのような中で、今後弁理士制度をどのような形に持っていくことが、日本の産業の発達に寄与できるのかを真剣に考える必要がある時期にきているのだと思います。
今必要なことは、若い方もまたベテランの方も、弁理士制度が未来永劫継続するわけではないという危機感を持っていただき、少しでも弁理士制度と政治とのかかわりに興味を持っていただくことだと思います。政治で全てが解決する訳ではありませんが、弁理士一人ひとりが、これからの将来の知財制度、弁理士制度を考え、弁政連を通じて発信できればと思っております。この弁理士政治連盟の活動を継続し、効果的に活動するには、会員の皆様から弁政連の会費をお支払いただくとともに、一人でも多くの方に参加していただくことが必要だと思っております。改めて会員の皆様にお願い申し上げる次第です。
まだまだ若輩で、分からないことも多々ございますが、精一杯務めさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
この記事は弁政連フォーラム第283号(平成28年9月15日)に掲載したのものです。
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