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弁政連フォーラム 第305号 平成30年7月15日

副会長就任のご挨拶

日本弁理士政治連盟 副会長 瀧野 文雄

日本弁理士政治連盟
副会長 瀧野 文雄

この度、日本弁理士政治連盟(弁政連)の副会長に就任いたしました瀧野文雄です。

平成28年度にも弁政連の副会長をさせていただきましたが、平成29年度に日本弁理士会(本会)の副会長を務めた関係で、再度、弁政連の副会長をさせていただくことになりました。前回と同様に、弁政連の活動をしっかり行っていきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

私は、昨年度本会の役員会を経験してみて、今更ながらですが、弁政連の活動の大切さを再認識しているところです。

本会の役員会は、その時の会長を中心に、知的財産制度の普及と弁理士制度の更なる発展のために、ユーザーの声を聞きながら監督官庁である特許庁と協力して活動しており、その結果は広く本会の会員全員にフィードバックされています。国の産業政策に直結する知的財産制度の適正な運用は、国策として極めて重要であり、本会は、特許庁に対し、あるいは産業界に対して様々な意見・提案を発信し、知的財産制度の担い手である弁理士のプレゼンスを高めるように活動しています。

この本会の活動を側面から支援するのが弁政連の活動です。弁政連では、与野党を問わず、知的財産制度の重要性を認識する政治家の方々を応援し、その政治家の勉強会・パーティー等に出席することで良好な人的関係を維持し、本会の活動を理解してもらうと共に弁理士制度の重要性を認識してもらうよう、日々活動しています。

国策としての知的財産制度の発展を実現するためには、政治家の力が必要です。特許庁とともに活動する本会と、政治家とともに活動する弁政連とは、車の両輪のような関係であり、どちらが欠けても、知的財産制度の普及と弁理士制度の更なる発展を実現することはできません。

昨年度の本会の役員会においても、いわゆるB法人制度の問題では、弁政連と密接に連携して活動しており、本会と弁政連とがタッグを組んだスピーディーな活動を目の当りにして、弁政連の活動の重要性を再認識したところであり、私自身、これから弁政連の一員として、しっかりとした活動を行っていかなければならないと、肝に銘じているところです。

最後に、弁政連の活動結果は、最終的に本会役員会の活動結果として本会の会員全員にフィードバックされており、会員の皆さんは、弁政連の活動による利益を遍く享受しています。

一方、弁政連の活動は、会員の皆様の浄財により支えられていますので、会員の皆様におかれましては、弁政連の活動にご理解を賜り、弁政連の会費をお支払いただくよう、お願い申し上げます。

私自身、弁政連の一員として、また、本会会員の一人として務めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

この記事は弁政連フォーラム第305号(平成30年7月15日)に掲載したのものです。

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