弁政連フォーラム 第321号 令和元年11月15日
令和元年10月10日に日本弁理士政治連盟の水野勝文会長及び福田伸一筆頭副会長は、文部科学省の大臣政務官室に「佐々木さやか」文部科学大臣政務官を表敬訪問しました。
佐々木政務官は、令和元年9月11日に発足した第4次安倍第2次改造内閣において、文部科学大臣政務官に就任されました。また、佐々木政務官は、公明党の知的財産制度に関する議員懇話会(会長:斉藤鉄夫衆議院議員)の幹事も務めてくださっており、日ごろから我々を支援してくださっています。
会談の中で水野会長は「我々弁理士が文部科学省の関係でもお役に立てることは多い。例えば大学と民間企業との契約の問題や、権利を特許にするのかノウハウにするのか、また、商品を海外展開する際のブランド戦略など、我々弁理士が知的財産の専門家としてお役に立てることがあると思う。」とお話ししました。
さらに、水野会長は「社会への実装化という言い方をしているが、商品が実際に国民に利用できる状態を作ってほしいと思う。例えば、展示会などに介護用ロボットを出展しても高額すぎて、介護の現場では使えないようなことは良くない。イノベーションが国民に利用されるような感覚を持つことが大切。」とお伝えしました。
佐々木政務官からは、様々なところに弁理士がアドバイザーとして入ってもらえるようなシステムを検討しても良いかもしれない。またお話を伺いたいとおっしゃられました。
佐々木政務官におかれましては、非常にご多忙のところ我々の訪問を受け入れてくださり、略儀ながら本誌面をもって御礼を申し上げます。
左から福田筆頭副会長、佐々木さやか政務官、水野会長
会談の様子
この記事は弁政連フォーラム第321号(令和元年11月15日)に掲載したものです。
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