弁政連フォーラム 第322号 令和元年12月15日
令和元年11月15日に衆議院第1議員会館にて、公明党「知的財産制度に関する議員懇話会」が開催され、公明党の議員8名、日本弁理士会の役員6名及び日本弁理士政治連盟の役員8名が出席しました。 議員懇話会は、幹事長の江田康幸衆議院議員による司会進行の下、会長である斉藤鉄夫衆議院議員のご挨拶に続き、清水善廣日本弁理士会会長が夢と希望のある知財立国の実現に向けて「弁理士絆プロジェクト」を立ち上げたことを説明しました。 次に、水野勝文日本弁理士政治連盟会長が、要望事項として、イノベーションの社会への実装化の話をし、現在の知財に関する検討事項として、二段階訴訟の導入、確認審判制度の復活、悪意の侵害者に対する懲罰的損害賠償について説明し、「侵害し得」をなくしたい旨、訴えました。 その後、公明党の議員からは、知的財産権を取得するメリットを中小企業はもっと知るべきで、事業を行う初期の段階から知的財産の専門家である弁理士を関わらせた方がよいというご意見や、知財の意識が高くないところに周知活動を行うべきであるなど、様々なご意見をいただき、こちらからの要望事項についても尽力するとのお言葉をいただきました。 第200回国会の会期中であるにもかかわらず、このような貴重な機会を与えてくださった公明党の議員の皆様に、略儀ながら本誌面をもって厚く御礼申し上げます。
公明党「知的財産制度に関する議員懇話会」
《会 長》 斉藤 鉄夫
《幹 事 長》 江田 康幸
《幹 事》 下野 六太 三浦 信祐 安江 伸夫 杉 久武 伊藤 孝江 鰐淵 洋子
《代理出席》 北側 一雄 大口 善徳 高木美智代 國重 徹 佐々木さやか
日本弁理士会
《会 長》 清水 善廣 《副 会 長》 出野 知 小西 富雅 石原 進介 津田 理
《執行理事》 茜ヶ久保公二
日本弁理士政治連盟
《会 長》 水野 勝文 《筆頭副会長》 福田 伸一
《副 会 長》 稲岡 耕作 瀧野 文雄 奥村 茂樹 松尾憲一郎 鈴木 一永 大澤 豊
この記事は弁政連フォーラム第322号(令和元年12月15日)に掲載したものです。
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