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弁政連フォーラム 第316号 令和元年6月15日

「世耕弘成」経済産業大臣への表敬訪問について


令和元年5月10日に日本弁理士会の清水善廣会長及び津田副会長並びに日本弁理士政治連盟の水野勝文会長及び杉本勝徳顧問は、経済産業省の大臣室に世耕弘成経済産業大臣を表敬訪問しました。

世耕大臣は、平成30年10月2日に発足した第4次安倍改造内閣において、経済産業大臣に就任され、また自由民主党においては弁理士制度推進議員連盟(会長:二階俊博衆議院議員)の幹事も務めてくださっています。

会談の中で、世耕大臣はちょうどこの日に可決・成立した特許法改正についてお話をされました。世耕大臣は中小企業支援に強い関心をお持ちで、今回の改正内容である、中立な技術専門家が現地調査を行う制度(査証)の創設や損害賠償額算定方法の見直しによって、中小・ベンチャー企業等が優れた技術を活かして飛躍するチャンスが拡大すると述べられました。

日本弁理士会の清水会長からは、日本弁理士会会長就任の挨拶を行うとともに、本年度の目玉事業である弁理士絆プロジェクトの説明をしました。特に、プロジェクトの一つである地域の金融機関との連携などを通じて中小企業を元気にし、ひいては日本の産業を元気にしたいとお話ししました。

また、弁政連の水野勝文会長からは、昨年5月に知的財産戦略調査会がまとめた提言にある、イノベーションが自律的、持続的に生まれ続けていく「イノベーション・エコシステム」の確立の重要性を今後、様々なところで広めたい旨、また、弁理士も積極的に応援していきたい旨をお話しし、スタートアップやベンチャー企業に早い段階から弁理士も関わっていくべきと考えます、と述べました。 その後、フリーディスカッションや質疑応答を行い、和やかな雰囲気のうちに表敬訪問は終了しました。

世耕大臣におかれましては、非常にご多忙のところ我々の訪問を受け入れてくださり、略儀ながら本誌面をもって御礼を申し上げます。

世耕弘成経済産業大臣

世耕弘成経済産業大臣

会談の様子

会談の様子

左から津田本会副会長、清水本会会長、世耕弘成大臣、水野弁政連会長、杉本弁政連顧問

左から津田本会副会長、清水本会会長、世耕弘成大臣、水野弁政連会長、杉本弁政連顧問

この記事は弁政連フォーラム第316号(令和元年6月15日)に掲載したものです。

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