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弁政連フォーラム 第317号 令和元年7月15日

「高野光二郎」農林水産大臣政務官への表敬訪問について


令和元年6月26日に日本弁理士政治連盟の水野会長は、高野光二郎農林水産大臣政務官を表敬訪問しました。
高野政務官は、平成30年10月2日に発足した第4次安倍改造内閣において、農林水産大臣政務官に就任されています。

会談の中で水野会長は、宗田節(鰹節の類、土佐清水の名産)を題材にして、農林水産分野でも弁理士が多くの場面で活躍できることを説明しました。

例えば、宗田節をブランドとして売り出すときに、名称は、地理的表示(GI)保護制度を利用するのか、地域団体商標や普通の商標で守るのか、その登録主体や団体のルールはどうするのか、また、インバウンドを考える時、宗田節のアルファベットの表記はどうするのかなどは、最初に決めておく必要があり、弁理士の知見と経験が生きてくる。

また、生産方法にノウハウがある場合、弁理士であれば、ここは見せてはいけないというアドバイスができる。そこをなおざりにして視察を受け入れたりすると、海外に秘密情報が渡ってしまい、イチゴの苗やシャインマスカットのように、いつの間にか海外で出回ってしまう。

経験値のある弁理士が早い段階から関わることができれば、ブランド、技術、ノウハウ、契約、オープンイノベーション等の分野でお役に立つことができると述べました。

高野政務官からは、弁理士が活躍できることを具体的なメニューでもらえればぜひ応援したい旨、お話がありました。

高野政務官におかれましては、非常にご多忙のところ我々の訪問を受け入れてくださり、略儀ながら本誌面をもって御礼を申し上げます。

左から水野会長、高野光二郎大臣政務官

左から水野会長、高野光二郎大臣政務官

会談の様子

会談の様子

この記事は弁政連フォーラム第317号(令和元年7月15日)に掲載したものです。

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