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弁政連フォーラム 第359号 令和5年6月15日

自由民主党 弁理士制度推進議員連盟「阿達雅志」事務局長
との面談について


令和5年6月2日に日本弁理士会の鈴木会長及び黒川副会長並びに日本弁理士政治連盟の福田会長は、自由民主党の弁理士制度推進議員連盟事務局長である阿達雅志参議院議員と面談をしました。

面談では、「経済安全保障推進法」中の「特許出願の非公開制度」について、保全審査における各種手続において、特許出願の代理人である弁理士が一貫して関与できるようにすることを阿達議員に要望し、意見交換をしました。

特に、特許法の出願公開の特例に関する措置等に関する基本指針には、「保全審査を実施する上では、特許出願人との丁寧な意思疎通が重要である。」と記載されていることから、弁理士が関与すべき理由を4点訴えました。

(1) 弁理士は、保全審査にかかる発明の内容や性質を最もよく知ること
(2) 弁理士は、国家及び国民の安全を損なう事態を生ずるおそれの程度を評価する上で
    必要不可欠な情報を的確に取捨選択して提示できること
(3) 弁理士は、保全指定をした場合に産業の発達に及ぼす影響その他の事情を評価する上で
    必要不可欠な情報を的確に取捨選択して提示できること
(4) 弁理士は、審査担当官と的確な意思疎通を図りながら、円滑な審査運営に資することができること

阿達議員におかれましては、非常にご多忙のところ我々の訪問を受け入れてくださり、本紙面をもって御礼を申し上げます。

左から福田会長、阿達雅志事務局長、鈴木日本弁理士会会長、黒川日本弁理士会副会長

左から福田会長、阿達雅志事務局長、
鈴木日本弁理士会会長、黒川日本弁理士会副会長

面談の様子

面談の様子

この記事は弁政連フォーラム第359号(令和5年6月15日)に掲載したものです。

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